横浜文芸の会・公式サイト
通称「ハマブン」横浜を拠点に文芸活動  地域への文化貢献を目指す
 


会員の新刊コーナー
2023年11月18日現在、 著者名50音順
今後の新刊は、順次後ろに追加させていただきます。

植竹伸太郎
妻に肝臓をもらう
植竹伸太郎
凡文を名文に変える技術
植竹伸太郎
ゴルフはエキサイティング
大岳千尋 句集
青鳩
紀島愛鈴
擦れて早咲きなる筆立て
売血の体験取材からC型肝炎にかかり、肝硬変から末期がんへ進んだ著者は、妻の臓器提供を受け入れる・・・。 脳死移植が進まない現状で、どんな選択がありえたのか。 当事者の揺れる思いと、ジャーナリストの冷静な目で臓器移植の問題点を鮮明にする渾身のルポ。 手紙にメールにブログ。ビジネス現場の数多の書類に加えて、はては新聞投稿……文章を書く機会は、これまでにもまして増えている。パソコン、スマホも普及して誰もが手軽に書くことができるようになったけど、でも、「上手に」書くことは本当に難しい……。
本書は、朝日新聞の元ベテランデスクが、カルチャーセンターの「文章講座」での実例を基に書き下ろす、具体的かつ実践的な文章指南。 〈「、」「。」の使い方ひとつで文章は光る〉〈「が」と「は」はどう書き分けるか〉〈受験英語のトラウマを解放しよう〉など、指摘されて気づかされる事例が満載です。 漫然と「何か書きたいな」と思っても、それじゃダメ! どう表現を改めれば良いのか、を手取り足取り説いていきます。
テレビで見る.ギャラリー
として見る.コースに出る.どんなときでもゴルフは楽
しい.世界的トーナメント
のみどころ,タイガー・ウ
ッズ,丸山茂樹,福嶋晃子
などトッププレイヤーたち
のエピソードや芝・道具・
健康管理の話題など,ゴル
フ愛好家に贈る熱いメッセ
ージ.思わずニヤッとさせ
る,プロたちの似顔絵も楽
しい.
登山家として 山の険しさを知り尽くされているからこそ、人生の山を力強く登って来られたのだろう。屹立した俊峰を征服された力が、千尋俳句の源となっている。 女性の人生を描いた、四編からなる、短編集。
夫を亡くし、還暦になった、女性が、通ってきた道とは。若い女性が、通る道とは。女性の人生を壮大なスケールでお送りする、小説になっています
紀島愛鈴
「人生なんとかなるもんさ    
 紀島愛鈴
あっこちゃんと月の輪
   
桐本美智子
「三十六面」
 桐本美智子
  「理子物語」
 櫻井誠子
  「風船爆弾秘話」

女性だから好きなことができないとか、主婦になったら家庭に入らなければいけないとか、そんなことは関係ない。
いつだって、仕事も趣味
も両立してきた著者が、現代社会で頑張る女性に贈る、珠玉の自伝的
エッセイ
そんなに悲しい目をしないで人にうらぎられたのなら
君はもっとやさしくしてやればいいよ。
ガラス絵画家・陶人形作家でもある詩人が、少女として、乙女として、母として、妻として、女性の綾なす感情の煌めきを描いた36篇
破天荒な理子の、おかしな子育て奮闘記!世間知らずで、まっすぐで、破天荒!そんな主人公・理子が、少女から女性へと成長し、やがて母親になっていく―。画家として母親として、18回の引っ越しと3人の男児の子育てを経て、ユーモラスに、たくましく生きる筆者の半生記に、誰もが勇気づけられる。 「コンニャク糊と紙の殺人兵器」一個10000円(当時)、日本の命運を賭けた爆弾と焼夷弾搭載のこの風船は、どのようにして作られ、どのような被害をあたえたのか。…直径10メートル、放球された風船爆弾約9000個、うちアメリカ大陸に到着したもの1000個。アメリカ国民を恐怖のどん底に陥れた奇想天外な新兵器の顛末。わずか10センチ、新発見の風船爆弾の心臓部・高度保持装置等々、新資料や関係者の証言を駆使して、その全容に迫る執念のノンフィクション
下田裕子
「風のようなる」
下田裕子
 「英国の薔薇」
塚田吉昭
「わずらわしい時代からの手紙」
取違孝昭
  「詐欺の心理学」
中川由布子
 「ちょいとかくせ」

英国の薔薇から10年、大きな喪失を経験、死も老いも直視した著者が、自然や家族への愛、美容研究家や神職の仕事、生かされているものの日々を、命あるもののいとおしさを詠うことで再生する!<五つの「私」>からなる367首。 お求めは scarlet22@dream.com 
まで
歌集 政治闘争の季節といわれた七〇年。若者を熱狂させた学生運動。その中身は空っぽだったのではないか。そんな時代を引きずって生きるものたちの三つの物語。 ジャーナリストが解き明かす、知能犯罪の真実。 「相手を錯誤に陥らせ、みずからモノを差し出させる」――それが詐欺の真髄だ。 狡猾な犯罪者たちは、どんなテクニックを使い、私たちのいかなる心理をついてくるのか? そして、だまされる側の問題は? 人の心の弱さやスキにつけこむ犯罪の、多様な手口を紹介しよう。 1936年、東京生まれ。6歳から横浜に住む。50代から横浜文学学校で、作家宮原昭夫に小説を学ぶ。文芸誌『そして』に編集委員として参加。現在、「京浜文学」同人

羽田博昭 ・奥須磨子都市と娯楽 
原田國男
「裁判の非常と人情」
藤村邦 
「星の息子サバイバー・ギルト」
藤村邦
「Afterglow 
最後の輝き」
藤村 那
「バッカスの導き
寄席・芝居・百貨店・競馬・郊外行楽は近代以降急速に発展する。都市とその近郊に住む人々の生活とともに都市の娯楽は質的・空間的にどのように変化したか


他人事とは思えない、よくぞ、まあ、私の10数年後をえがいたものよ、と途中までは主人公になりきって読んだ。ところが、私の心の隅にひっそり隠れていた願望に急展開。結果は悲劇としても、これ以上の贈り物はない、こどもに生きる希望を渡して、物語は終わる。最後にホットするエピソード。最後の溜息には最初の溜息とはまったく異なる「息」を感じた。私の10数年後を、あらたな視点で考え直そう、と思わせる。特に仕事ばかりに埋没してきたと、はっきり、強く自覚している男性におすすめしたい 「幸せ」という罪悪感を背負い家族の虚構と現実に揺れる男の、彷徨と回帰の物語。現役精神科医が鮮やかに描き出す、セラピューティック叙情小説 啓介は精神科の医師。現在は相模湾を一望できる美しい病院でホスピス病棟の患者、内科・外科で精神症状のある患者を診察している。ある日彼はホスピス患者恵を診察する。保育士だった恵は40歳という若さで余命数ヶ月。天真爛漫な恵に、医師と患者としてではなく惹かれていく啓介。著者が精神科医であるだけにリアルで、命の輝きのようなものも胸に迫る。大人っぽい恋愛小説。 妻と死に別れ、娘とも音信不通な精神科医師高村は、歌舞伎町のメンタルクリニックで働いている。ペットショップで売れ残りのパグを見た時、かつて飼っていたロンを思い出す。三年前、高村はがんと診断されるが、奇跡的に回復、しかし代わりにロンが死んでしまったのだった――『新宿犬』。底辺で生きる今と激動の過去、そこに差し伸べられる手、重層的に重なるオムニバス7編。
牧野 薊
「香港見たり聞いたり感じたり」
牧野 薊
お言葉 お慎み遊ばせ
   

  牧野 薊
「香港 食のメモワール」 
   
宮原昭夫小説選  宮原昭夫
「八十八年目の機嫌」
  
35年前、香港の中国人男性に嫁ぎ、6女1男を育てた横浜っ子、薊さん。ジャーナリストである父親ゆずりのシャープな視点で、香港での生活、人、習慣などを綴ったコラム集。 香港生活30年の著者はジャーナリストの父の血を受け継ぎ、ついに香港ポストの取材記者第一号となった。4年あまりの記者としての体験を中心に、中国へ返還される直前の香港を見たまま、感じたままに小気味よく語る。 一男六女を育て上げた
「香港ポスト」紙記者
が、香港の家族や友人、街の変容と魅力を語り
ながら、現地生活で得
た医食同源の智恵を披
露するエッセイ
60年代から現在に至る作家の全貌を求め、中短篇を
編んだ。『幼い廃園』
(デビュー作)、『石のニンフ達』(文學界新人賞受賞作)、『誰かが触った』
(芥川賞受賞作)、『やわ
らかい兇器』、『小舟の
上で』、『待っている時
間』、『私小説家の私事』を含む33篇。
「ジイたんが明るい」と孫が叫んだ。額を隠すほどの黒髪を物憂げに掻き揚げて、世界を見ていた若き日―いまは光頭となった。芥川賞作家の
深い思索の跡をたどる
宮原昭夫評論集 宮原昭夫
「石のニンフ達」
宮原昭夫
   「女たちのまつり」 
宮原昭夫
「書く人はここで躓く!」   
宮原昭夫
「シジフォスの勲章」
『人間失格』を継ぐ者
たち。太宰治の『人間
失格』の主人公大庭葉
蔵から、宮原自身の世
代、曾孫ともいえる現
代の作家までを、自意
識の変貌を辿りながら
読み解く評論集。
妖しく美しくて残酷な
少女たちの姿を描いた
名作短編集
うららかな、ある春の日曜日の午後、海辺の街・白江市のはずれの砂浜に、数人の女性が集まっていた。中心は地元の音楽学院の院長八十川翆と、保育園の保母桂ほなみ、主婦の酒井藍子。まわりには彼女らの子供たちが飛び跳ね、夫や恋人の男性たちがバーベキューの用意をしている…おだやかで満ち足りた光景の底で、彼女らが秘かに企み始めた“女たちのまつり”とは 「ファーストシーンは後に書け」等、小説の「作り方」が誰でもわかる、芥川賞作家・村田沙耶香氏推薦の小説家になるためのバイブル 障害者のための地域作業所づくりを背景に障害児の生と死を光源にして健常者の病根を照らしだす書き下ろし小説
宮原昭夫
「海のドンキホーテ」
宮原昭夫
カーテンコールをもう一度
森重良子
「婚活小説」
山本洋
「スタンド・バイ・ミー」
山本 洋 
「楽譜」
疾風怒涛の日本海横断
ヨットレースから、オ
ンボロ漁船で気ままな
釣行まで「豊饒の海」
を味わい尽くす。疾走、痛快船旅丸かじりエッ
セイ
46歳、経理、独身――
私はなんで結婚できない
の? いつまでも相手が見つからないまま歳を重ね、結婚
相談所での見合いにもう
すっかり慣れてしまった美和音。
彼女の未来はどうなるのか。「この作品は時代喫緊の問
題をユーモアに包んで見事
に捉えた快作。
機知に富んだ母娘の会話に
聞き惚れる人も多いだろう」と文芸評論家、勝又浩が
推薦する、独身女性の本音
を浮き彫りにした小説。
何事もない日々の中に静かに目を凝らしてゆくと、意外な発見があったり、その時にはそうとしか思えなかった状況の中に意外な深さが隠れていたりする。 障がいを持って生まれた子どもが強く成長してゆく姿と、子どもに寄り添う親の心情を追った表題作をはじめとして、他の作品のなかにも目には見えない欠如の感覚が通底している。そうした様々な欠如を満たそうとする試みの中から物語が生まれてくる。 大学三年の島村は、電車の網棚に置き忘れられたショパンの楽譜をきっかけに音大生でクリスチャンの山崎智子と知り会う。智子に夏目漱石の読書会を持ちかけられて、智子の友人和泉香苗と島村の友人でシンガーソングライターの小田も読書会に参加することになる。1970年代後半の大学キャンパスは、学生運動はすでに遠のいていたが、学費値上げのまっただ中で、自治会運動にも参加していた小田はアパートをセクトに襲撃されて負傷してしまう。島村は仲間の飯村や吉野檀たちと悩みながら、様々な問題にぶつかってゆく。
 渡部允
「沖縄―変わらぬ現実」
          
日本の近現代史の中で、沖縄ほど「国益」の名の下に翻弄されている地方はない。それは島津の「琉球入り」から始まり、太平洋戦争の「鉄の暴風」、その後の米軍支配、そして今も、普天間移設問題などで続いている。 「国益」とは、国の利益という意味だが、沖縄を犠牲にした利益が「国益」と言えるのだろうか。すべての地方(国民)が、共通の利益を享受してこそ「国益」ではないか。本書は、長年の取材を元に、本土のジャーナリストが沖縄の立場からこれらの問題を解き明かす。
    

プライバシーポリシー▼